海外の大学に通うと休日はどんな過ごし方をするのかというのは留学前に知りたい情報の一つかと思います。
ヨーロッパの大学では勉強がとても大変ですが、休日や長期休暇などには外に出かけたり友達と会ったりすることでリフレッシュしています。
日本やアメリカとはまた少し違う、ヨーロッパの大学の環境や土地柄ならではの休日の過ごし方をイタリアの正規留学生がご紹介します。
本記事の内容
- ヨーロッパの大学生の休日の過ごし方
- ヨーロッパならではの娯楽
- それぞれの遊びの頻度
- それぞれの遊びにかかる費用
休暇の過ごし方だけでなく、頻度と大体どのぐらいの金額を使うのかも書かれているので、仕送りや生活費をイメージするのにもぜひ役立てて下さい!
ヨーロッパ旅行
ヨーロッパは旅行に最適
おしゃれな街並みや、魅力的な観光名所が軒を連ねるヨーロッパ。
歴史的な建造物や地域ごとのグルメなど地域によって街の雰囲気は異なり、旅行をするのにぴったりです。
国内だけでなく、国を超えた旅行も気軽にできるのが、ヨーロッパの大きな特徴ではないでしょうか。
なぜなら、国境が接しているだけでなく、EU圏内では国境の移動にパスポートが必要ないからです。
格安の国際航空も多く運行されていて、学生も旅行がしやすい環境となっています。
国境を接している国だと、電車や高速バスで移動することもあります。
電車やバスだと景色を眺めたり、また違った楽しみ方ができます。(交通費を抑えられることも。)
日帰り旅行も気軽にできます
ヨーロッパの国々は国の大きさがそこまで大きくないので、気軽に国内で日帰りで旅行ができるのも魅力的ですね!
私もイタリア国内の違う都市に1年に2回は訪れています。
前日に企画して、一日朝から晩まで旅行なんてこともあります。
普段は勉強で忙しいヨーロッパの学生ですが、勉強に疲れてしまった時に気分転換になる過ごし方です。
目安となる費用
- 国外旅行(年1回程度)
- 交通費:€100
- 宿泊費:€100/日
- 食費:€50/日
- その他娯楽費:€30/日
- 国内旅行(日帰り、年2回程度)
- 交通費:€40
- 食費:€50
- その他娯楽費:€30/日
友達と飲む
友達とのコミュニケーションはバーで
日本では友人とカフェやカラオケで過ごすことも多いかもしれません。
ヨーロッパにももちろんカフェはありますが、日本よりも友達と一緒にバーでお酒を飲むことがとても多いです。
ヨーロッパのほとんどの国では成人年齢は18歳に定められており、大学生は1年目から合法的にお酒を買うことができます。
また、バーも日本よりカジュアルで、気軽に座ってオーダーできます!
クラス会などのイベントもバーを貸し切って開催されることが多く、日本にいた時よりも飲む頻度が増えたように感じます。
お昼から飲みます
私たちが普段カフェに行くような感覚でヨーロッパの学生は飲みに行くので、授業が終わって午後3時ごろに外に座ってビールやカクテルを頼むことも珍しくありません。
飲みながらコミュニケーションを取ることをとても大切にしているのですね。
目安となる費用
- バーでの飲食費(週1〜月1程度)
- €5~€20/回
パーティーやナイトクラブ
金曜や休日にはハウスパーティーやクラブも
学校がない日には、誰かのアパートで開かれているパーティーに参加したり、クラブに行ったりすることもあります。
パーティーのスタイルは様々ですが、飲みながら人と話したり、音楽をかけながら踊ったりすることが多いです。
誰かの誕生日やハロウィン、クリスマスなどのイベント、さらには何もない日でも色々なところでパーティーが開催されます。
日本よりも気軽にクラブに行きます
ヨーロッパにはクラブが沢山あり、季節問わず夜は大賑わいです。
クラブごとにテーマがあったり、イベントも開催されるので、学生が行く機会も日本より多いです。
男の子はシャツを着て、女の子は露出度の高いドレスを着てクラブへ行きます。メイクも濃いめで普段とはまた違う様子を見れるかもしれません。
ただもちろん、クラブやパーティーが苦手なヨーロッパの学生もいますのでご安心を。
目安となる費用
- パーティー(週1〜)
- 無料+アルコールなどお土産を持ち込むことも(€10程度)
- クラブ(週1〜月1)
- €20~50/回
Netflix
Netflixはみんなの共通の話題
ヨーロッパの学生もNetflixをよく見ます。
友人との会話でも、
「〇〇の作品見た?」
「〇〇に出てた俳優結婚したんだって」
とNetflixの作品に関する話題が出てくることが多々あります。(そして私はNetflixでサブスクしていないので会話に置いていかれます…笑)
会うたびにドラマの話がとまらないことも。
勉強の息抜きに
Netflixはデバイスさえあれば場所や時間問わずにできるので、勉強に疲れてしまった時や夜寝る前などに使っている学生が多いです。
一度サブスクに登録すると、毎月見放題なのも魅了的ですね!
目安となる費用
- Netflix サブスク料
- €9/月(2022年11月時点)
ジム
男性も女性も普段からジムに行きます
ヨーロッパの学生は男女問わずよくジムに行きます。
なぜなら、男女ともに、鍛えた体型=美とする考え方が強いからです。
実際、私のルームメイトも4人中2人がジムのライセンスを所持しています。
学校や寮にジムが併設されていることがあったり、スーパーではプロテインを多く含んだ食品が置かれたりしています。
朝ジムへ行って運動をして、授業に臨むと頭が冴えるのだとか。
目安となる費用
- ジム 利用料
- €50/月
まとめ:有意義な休日を過ごして、学生生活を充実させている!
休日の過ごし方の参考になればと、ヨーロッパの学生のアイディア5選を紹介しました。
ヨーロッパの学生のキャンパスライフへの理解が深まれば幸いです。
コメント