総合型選抜(AO入試)や海外の大学の受験では
- 志望理由書(エッセイ)
- 面接
- 活動報告書
などといった様々な種類の書類の提出(面接への参加)を求められ、これらの対策として課外活動への参加はとても重要です。
私自身も、高校時代に少なくとも計15個以上の課外活動を行いました。
この記事では、実際にどのような課外活動があるのかを学校内・学校外にわけて紹介していきます。
課外活動に限らず、総合型選抜や海外大の受験のためにするべきことは以下の記事にまとめてあります。
学校内での課外活動
部活
部活も実は立派な課外活動です。
当たり前のように感じていると思いますが、週に何時間も一つのことに取り組むというのはそう簡単にできるものではありません。
特に体育会系の部活は大学受験だけでなく、就職の際にも役に立つと言われています。
部活をしている間に気づいたこと、取り組んだことは沢山あると思います。それらの記録を残しておくと、後々志望動機書を書くときにとても役に立ちます。
委員会
委員会活動も部活と並んで、学校内で簡単に始めることができる活動の一つです。
委員長などの幹部は長期間その委員会に在籍している人が就任する傾向にあるので、迷ったらなるべく早い時期に委員会に所属することをおすすめします。
イベント運営
文化祭や体育祭の運営に携わる期間限定の委員会は普段は忙しい人でも挑戦することができます。
こういった委員会ではイベントを成功させるためのチームワークが特に大切となってきますので、コミュニケーション能力を伸ばすことができます。
リーダーシップやマネジメント能力のアピールにも繋がります。
学校外での課外活動
ボランティア
ボランティアは課外活動の中でも比較的身近で、挑戦しやすいです。
学校内のポスターや自治体、インタネット上で多く募集されています。
海外の高校ではボランティアを卒業までの必須単位として設けているところもあるほど、重要視されています。
講演会
講演会ではその分野の専門家や教授の講演を聞いて、自分の興味を深めることができます。
最近はオンラインでの開催も増えてきており、以前に比べて参加のハードルが下がってきています。
アルバイト
インターンシップ(就労経験)
高校生が実際の企業に関われる機会は少なく、インターンは課外活動の中でも特におすすめです。
インターンは受験の役にたつだけでなく、あなたの興味のある分野が実際に社会でどう扱われているのかを確かめることもできます。
インターンを探すのは、Wantedly がおすすめです。
高校生の頃からインターンをする人はとても少なく、インターンでの経験は大学側にあなたを強く印象付けることができます。
大会・コンテスト
コンテストに参加をするのは、自分の趣味や興味を客観的に評価してもらうことができる貴重な機会です。
参加には準備や練習等沢山の努力が必要で、参加するだけでも沢山の学びを得られるでしょう。(そしてこれは面接や志望動機書を書くときにとても役に立ちます。)
あなたの活躍が評価され入賞することができれば、あなたの実力の証明になります。
留学
留学をすることによってあなたが「自立していて行動力のある人」であることをアピールすることができます。
また、様々な国の人と関わる過程で、視野が広くなったり、コミュニケーション能力・課題解決能力をつけることもできます。
留学先で培った語学力を活かして検定を取得することも可能です。
資格・検定
検定の中でも特に英検は出願の際に大きく評価されるものとなっています。
大学によっては英検を持っていると成績に加点されたり、英語の授業が免除になることもあるので、優先的に英検を取得するようにしましょう。英検の教材として、オンラインでどこへでも持ち運べる【旺文社 英検ネットドリル】がおすすめです。
英検以外の英語資格としてはTOEFLやIELTSを英検の代わりとして認める大学も近年増えてきています。
SNS・ブログ
SNSやブログで自分の好き・興味を発信してみるのもいいですね。
特にインスタグラムやツイッターは高校生にとって身近なもので、費用もほとんどかからないため、取り組みやすいものといえるでしょう。
継続して投稿することで、表現力や継続する力のアピールにも繋がります!
何かをはじめてみるのもアリ!
もし、いい課外活動が見つからない…という場合には自分で人を集めてイベントを開催してみるのもいいですね。
例えば、私は高校時代インターンシップを見つけるのにとても苦労したため、ある企業の高校の卒業生とコンタクトをとって高校生向けにインターンシップを開催したことがありました。
何かをはじめるためには企画、集客、運営など相当な労力と時間がかかります。そのため、チャレンジする人は少なく、もし成功することができると大きく評価される課外活動となるでしょう。
まとめ
課外活動というと何か大きなことを成し遂げるように聞こえますが
決してそんなことはありません。
たとえ結果がよくなかったとしても、やり遂げたことが小さなことだったとしても「あなたがその経験に取り組んで何を学んだのか」がとても大切です。
ぜひ、いろいろな課外活動にチャレンジしてみてください。
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